
雨天対策って何をしていますか?
ゴルフをする上で、皆さんいろいろな悩みをお持ちだと思います。 思うようにボールが飛んでいかないとか、パッティングがうまくいかないとか、自分に合うクラブがわからないとか…。その他にも、意外と聞かれるのが「雨天対策」です。雨の日のゴルフってテンション上がりませんよね。豪雨や濃霧・積雪・雷等余程の天候ではない限りプレーするのが、ゴルフというスポーツです。 雨の日のゴルフはコンディションが悪いので、なかなかいつも通りのプレーはしづらいと思います。 そこで、雨天でも快適にゴルフが出来る対策がないか、そんな疑問にお答えします!!
何を基準に選んで良いのかわからない…レインウェアってどう選んだらいいの?
耐水圧単位:mm

生地にしみこもうとする水の力を抑える性能数値。 レインウェアの生地が、どれくらいの水圧に対して耐えられる防水性を持っているかを表します。 例えば、耐水圧20,000mmであれば、生地の上に1cm四方の柱を立て、柱の中に水を入れて20,000mm(20m)までの高さに入れた水の水圧に耐えられるということになります。 (JIS規格)
透湿性単位:g/m2/24h

生地1m2あたり、24時間で何gの水分を透過した(外に出す)かを示した数値。 衣服内の水滴にならない蒸気状態の汗を、生地が透過させる(外に出す)度合いを表します。 例えば、透湿度20,000g/m2/24hであれば、1日(24h)で1m2あたり、20,000g(20kg)の水蒸気の汗を透過する(外に出す)能力があるということになります。
耐水圧・透湿性はどのくらいの数値があればいいの?
耐水圧の目安
小雨や小雪を凌ぐ程度であれば、5,000mm、ゴルフは雨にさらされるので最低10,000mm以上、20,000mm以上あれば大雨の中でも安心してプレーができると言われています。
透湿性の目安
蒸れにくさを重視するなら最低でも5,000g以上、できれば8,000g以上。ベトベトしたくないと快適さを重視するなら最低でも10,000g以上、できれば20,000g以上あれば安心です。
似たような数値でも値段に差があるけど?
同じような耐水圧・透湿度の数値でも、着心地や利便性で値段に差が出ます。
例えばゴルファーに大切なスイングのしやすさに直結する機能として、ストレッチ生地を使っているものなどは良い生地を使っている分、値段が高くなる傾向があります。
お悩みのお客様のために機能・価格帯別にレインウェアをまとめましたので、ぜひご参考にしてください。
豆知識:ビニール袋が必携アイテム!?
プレー中に突然の雨…急いでレインウェアを着ようとすると、シューズの鋲がレインウェアに引っかかって上手く履けない……。そんな経験はありませんか?
実はそれを解決してくれる便利アイテムがビニール袋です。ビニール袋をシューズにかぶせてからウェアを着てみてください。スムーズに足が進んで簡単にレインウェアに着替えられますよ!
ゴルフ用のレインウェアにはなんでフードが付いてないの?
他の用途で使用するレインウェア(雨合羽)には、首元からフードがつながっているものが多いと思います。
ゴルフ用の場合、首元から出ているフードをかぶると、スイング中に上半身を回転させた時、フードが引っ張られるのでジャマになるからです。
そこで頭部を雨からガードするレインキャップをおすすめします。通常のキャップ(防水スプレーをしたものを含む)より撥水性に優れています。
また、レインキャップはつばの部分が吸水するものが多いので、雨垂れしづらくなってます。
レインキャップとレインハットってどっちがいいの?
レインキャップもレインハットも撥水性に優れ、雨の日に大活躍しますが、機能性で多少違いがあります。
レインキャップのつばが前面にしかついてないのに対し、レインハットは360°つばがついているため、
両耳や首下に雨滴が垂れにくくなっいてるので、気になる方はレインハットをおすすめします。
またメガネを着用する方も、横から入る雨滴を防いでくれるレインハットをおすすめします。
レインウェアを着てる時のジメジメ感ってなんとかならない?
レインウェアを着ているとき・脱いだときの「ムワァ~」とするジメジメ感は、雨天ゴルフの経験者なら、誰でも味わったことがあると思います。
そんな時役立つのが猛暑対策の必需品「清涼下着」です。
吸汗・速乾性に優れているため、レインウェアを着ていても蒸れにくい上、
仮に雨に濡れても乾きやすいのでベタつき感が少なく快適にプレーができます。
他に雨対策ってどんなのがあるの?
濡れたシューズでのプレイは本当に嫌なものです。快適な状態でプレーするには少々値は張りますが、防水加工を施した商品で、シューズ内に水が入りにくいものを選んでください。
またソールがしっかりしていて、鋲タイプのものが濡れた芝にも対応しやすくお勧めです。
他に雨対策ってどんなのがあるの?
雨対策の鉄板アイテム「防水スプレー」。シューッ!っと一吹きで雨をはじいてくれる、簡単・便利な頼もしいアイテム。
実は防水スプレーには「撥水性」だけではなく「防汚性」もあります。
車のワックス的な効果も期待できますので、雨に含まれた汚れもはじいてくれてラウンド後のお手入れも楽々です。
レインウェアやシューズだけではなく、キャディバッグにもたっぷり吹きかけることがおすすめです。白い色なら、なおおすすめです。
※使用前は必ず「使用上の注意」をよく読み、換気の良いところで使いましょう。
【豆知識】
プロゴルファーは1日1本丸々使用するとの事。(前日の夜にたっぷりかけるらしい…)
他に雨対策ってどんなのがあるの?
ゴルフ場で用意してくれる「アンブレラ(傘)」。助かるけれども、重さや大きさが自分に合わなかったり、一人一本借りれなかったりと、不便なことも…。
そこで自分用のアンブレラをおすすめします。軽かったり、自分好みの大きさのものを使用することで、雨天のプレーも快適になります。
また、アンブレラを選ぶ際は「晴雨兼用」をおすすめします。雨の日はもちろん、雨が止んで急に日差しが強くなったり、真夏など紫外線が強い季節でも日傘として使用できますので、
まさに一石二鳥のおすすめアイテムです。
番外編:レインウェアのお手入れ方法は?
お洗濯について
(1)洗濯表示をご確認下さい。洗濯機、脱水機を使用する場合は、必ず洗濯ネットをご利用下さい。
(2)陰干しで充分乾かしてください。濡れたまま放置したり乾燥していない状態で保管するとコーティングやラミネート素材の劣化を早めてしまう原因となります。
(3)タンブラー乾燥・ドライクリーニングは、ご遠慮下さい。
ジッパーについて
長期間使用していると、ジッパーの滑りが悪くなる場合があります。
ジッパー用のスプレーも市販されていますが、ロウソクのロウを擦りつけても直ります。
保管方法について
炎天下・直射日光の当たる所や、車中・トランク等の、温度が異常に高まる所に放置しないで下さい。
撥水復元方法
表面に撥水加工をしてありますが、撥水の効果は次第に弱まります(レインウェアに水が染みるようになります)。このような場合は、防水スプレーをかける事をお勧めします。水を弾く撥水性は、市販の防水剤(スプレー)をかければ、ほとんど回復します。
※かけるときは、汚れを落とし完全に乾燥した状態で、スプレーの注意書きに従い使用してください。風通しの良い場所で30cmほど離してスプレーをすると均等に加工ができます。
また乾燥後、アイロン掛けやドライヤーでも撥水性の回復を得られます。
アイロンは必ず低温/あて布をして使用する事。ドライヤーはウエアから10センチ以上離してかけてください。
プリント部分や付属のアクセサリー(釦、ワッペンなど)には、かけないで下さい。