
今、ブレードタイプ(ピン型)パターが熱い!


1:自然なストロークが取りやすい
何も意識せずに大きくパターストロークをしてみると多少の個人差はありますが僅かにフェースの開閉をして弧を描く軌道のスイングになります。そんな人のストロークの動きにヘッドが自然についてきてヘッド軌道が安定するのがブレードタイプの特徴の一つ。その点は大きいヘッドのパターよりやさしい場合があります。
2:実はミスヒットにも強い
俗に「ピン型」と呼ばれるヘッドは「トゥー・ヒールバランス」と呼ばれるウェイトを採用しておりヘッドのウェイトをフェース面の両端(トゥー側とヒール側)に集中させております。これにより実は見た目以上にミスヒットに強いヘッド形状となり時代を選ばない形状と言えます。

3:細やかな距離感が出しやすい
大型ヘッドでは意外と難しい細やかな距離感をアプローチなどに近いイメージで表現できるのもブレードタイプの特徴です。また、ヘッドやフェース面の素材(軟鉄、ソフトステンレス、アルミニウム、樹脂など)が変わることにより音や手に伝わる打球感が変わってきます。ゴルファーの求める感覚と感性をそのまま表現できるタイプのパターというのも魅力です。
4:何よりカッコイイ!
シンプルな形状ながら、その中に各ブランドの意匠が詰め込まれ人々を魅了するデザイン。そんなデザインのパターが生み出され続けているのも人気を支える理由です。研ぎ澄まされた機能美
そんな表現が似合うのがブレードタイプ(ピン型)パターではないでしょうか?

パターの「ピン型」の歴史
その後、トゥーヒールバランスのブレード形状のパターは日本では総じて「ピン型」と呼ばれるようになりました。

例)
オデッセイ:#1
スコッティキャメロン:ニューポート、ニューポート2
ピンゴルフ:ANSER など
現在でも人気プロも多く使っている廃れることのないヘッド形状の「ピン型」。「ピン型」を知って、使って、道具としてのパターの面白さ、奥深さを是非体感いただければと思います。
代表的なネック形状
クランクネック

スタンダードなネック形状。フルオフセットタイプが多く、オールラウンドに使える形状。
- ※オフセット・・・右利き用の場合シャフトの中心線よりもフェースが右側にきているもの。
- ※フルオフセット・・・シャフトの太さ1本分、フェースが右側にきているもの。
ショートスラントネック

ネック部分がヘッドから傾斜している形状。引っ掛けにくさと抜群の操作性が特長。
センターシャフト

操作性に優れる反面、右利き用の場合はフェース面がシャフトより左にくるため、打球が右に曲がりやすくなり、技術がある玄人向け。
ベントネック

ネックがなく、シャフトがヘッドに付いた形状。フェース・バランスになるように設計されているものが多いため、オートマチックにパットしやすいのが特長。